海外釣り旅 Q&A

Q3. 海外釣り旅の魅力は何でしょうか?

 
【 美しく、パワフルな野生の魚と出会えること 】
 
何に魅力を感じるかは人それぞれと思いますが、私が一番魅力を感じていることは、
 「大自然の中で、美しい野生の魚に出会えること 」です。
もちろん、日本の湖や川でも野生の( あるいは野生化した )トラウトに出会えますが、
そのほとんどが漁業協同組合による放流によって成り立っているというのが現実です。
 
一方、アラスカやカナダで釣るトラウトは、ほぼ全て現地で生まれ育った完全なネイティブ。
それは、息をのむほどの美しさです。そして、もう一つの魅力はその力強さでしょう。
例えば、50cmクラス以上のニジマスについて言えば、国内の放流直後の魚と比較した場合には、
まったく別の魚なのではないかと思うほど、ファイトは強烈です。
一度体験してみると、きっとあなたも魅了されると思います。
 
【 大自然の中で釣りだけに集中できること 】
 
また、さらに付け加えれば、そういった環境下で釣りだけに集中できることです。
 
例えばアラスカでは、アンカレッジからセスナに乗ってフィッシングロッジへ移動して
釣り( ロッジングと言います )をします。( 国内線を乗り継ぎ、さらに奥地へ移動することもあります )
アンカレッジから飛び立って20分もすると、眼下には見渡す限り360度人工物のない
森、川、湖だけの大原野が広がっています。
 
フィッシングロッジはそんな原野の中の湖畔や川辺にひっそりと立ち、そこを拠点にボートで移動しながら、
周辺のポイントをゆったりと一日釣り回る。他のロッジのお客さんもいるケースはありますが、
ポイントを朝一から我先に奪い合うというようなことは、まずあり得ません。
 
そうした釣りだけの日が毎日続くという、釣り好きにはたまらない環境です。
余談ですが、ロッジには普通はテレビもありません。私は、この時ばかりはPCもスマホも使いません。
テレビもネットも断食です。夜はお酒を飲みつつその日の釣りを振り返る、明日の釣りに思いを馳せる
など楽しみます。
 
一方で、日本のフィールドを否定しているのではありません。
私も海外釣り旅は、2年に一度( 移動を含めて9~10日間 )くらいで、普段は関東の渓流や湖で
釣りをしています。そこでの釣りも大好きですし、ホームフィールドとしての愛着もあります。
 
ただし、源流から河口まで人工物のない川はまず無い( 原形を保っている川は日本全体でも数える
ほどしかないでしょう )ですし、湖では遊覧船が走るなどの他のレジャーとも共存しなければならない
ケースも多い。もう長い釣り歴で馴れてはいるのですが、もうちょっと落ち着いて優雅にできないかと
思うことがあります。
 
*アラスカやカナダで味わってきた、大自然を全身で感じながら野生の美しい魚に出会うという体験・感動は
  私の一生の財産になっていると心から思っています。
 
【 大物は最後にやってくること ? ! 】
 
釣り旅の後半や最終日に最大の魚が釣れることが多い。これは、単なる偶然ではないのではないか。
限られた日数の中でも、その川や湖の魚の攻略法が試行錯誤の中で、日に日に進歩して
いい結果として現れてくるということなのだと思います。
 
私の場合、普段通っている日本の川では半年 ( 山梨県メインで、3月中旬から9月末まで ) という
長いシーズンをかけて週末( 1~2日 )通いをのんびりと積み重ねていきます。
一方、海外の釣り旅は数日から一週間の連続した、言わば “ 短期決戦 ” です。 
 
プロ野球に例えるならば、ペナントレースと日本シリーズの違いでしょうか。
初戦 ( 初日 )に、まずまずの魚が釣れるとホッとしたり。徐々に実戦に慣れて後半戦にいい魚が
釣れる、といった具合です。
どちらも面白いのですが、海外釣り旅ならではの楽しみと言えると思います。
 
【 見たことのない絶景と他国の文化に触れられること etc 】
 
初めてアラスカに行ったときのこと。
ロッジに向かうために、アンカレッジの空港近くの湖からセスナに乗りました。
前述しましたが、離陸して20分もすると眼下には、地平線まで針葉樹林帯の森と川、湖だけの世界が
広がっていました。
 
その風景を見たときの胸が熱くなるような感動は一生忘れないと思います。
そういった大自然の絶景に生で触れられることも魅力の一つでしょう。
 
また、行く先々の国や地域によってお国柄や文化、そして釣りに対する考え方が違うのも面白いです。
主に接するのはロッジのスタッフやガイドですが、数日間、べったりとしたお付き合いになるので
結構深い交流になります。特に一人旅の場合はなおさらです。
詳述すると長くなるので割愛しますが、ぜひ楽しんでいただければと思います。
 
以上が、私がざっと思いつく海外釣り旅の魅力ですが、他にもまだまだあるかもしれません。
海外釣り人インタビューでは必須の質問項目にしていますので、新たな発見や気づきをいただいたら
追加したいと考えています。
 

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